人工関節・スポーツ医学センター
ADULT RECONSTRUCTION CENTER KNEE,HIP AND SHOULDER,SPORTS MEDICINE
人工関節置換術は、変形性関節症・関節リウマチなどに代表される関節病疾患に対する治療法としてすでに確立されています。また安定した長期臨床成績が獲得可能であり、高齢化社会(2025年には65歳以上:人口割合30.3%)の到来により、関節病疾患症例も世界的に増加の一途をたどっています。
当院では、患者様の生活の質向上・日常生活動作の維持向上による健康寿命の延伸の一助となりえることを目指しております。
長年の膝の痛みを抱えて、お悩みの方は当センターへ 是非ご相談ください。
医師紹介
副院長
人工関節・スポーツ医学センター長
前東邦大学整形外科講座 准教授
金子 卓男
かねこ たかお
昭和45年12月8日生
- 専門領域
- 膝関節外科、スポーツ整形外科、軟骨移植、バイオメカニクス
- 所属
- 日本膝関節学会 (JKS: Japan Knee Society) 評議員
日本スポーツ整形外科学会 (JSOS: Japan Sports Orthopaedics Association) 評議員
日本人工関節学会 評議員
関東膝を語る会 世話人(2022年度 当番世話人)
Knee Surgery Conference 世話人
東京膝をつつく会 世話人
東邦膝研究会 代表世話人
東京膝シンポジウム 世話人
- 認定資格
- 日本整形外科学会専門医
日本体育協会公認スポーツドクター
日本人工関節学会認定医
副センター長
吉澤 秀
よしざわ しゅう
- 専門領域
- 肩・肘・手の外科、一般外傷、スポーツ外傷、骨粗鬆症、リエゾンサービス
- 所属
- 日本整形外科学会
日本肩関節学会
日本肘関節学会
日本手外科学会
日本小児整形外科学会
東日本整形災害外科学会
日本骨折治療学会
関東整形災害外科学会
日本関節病学会
日本骨粗鬆症学会
AO Trauma
ASSH
ISAKOS
- 認定資格
- 日本整形外科学会専門医
日本手外科学会専門医
(※2022年4月現在、山梨県内には8名のみの手外科専門医です)
副センター長
高田 和孝
たかだ かずたか
- 専門領域
- 股関節外科、バイオメカニクス、小児股関節 骨粗鬆症、一般外傷
- 所属
- 日本整形外科
日本股関節学会
日本人工関節学会
骨折治療学会
東日本整形災害外科学会
関東整形災害外科学会
日本骨粗鬆症学会
日本関節病学会
AO Trauma
- 認定資格
- 日本整形外科学会専門医
山本 琢兼
やまもと あやかね
- 専門領域
- 整形外科一般
- 所属
- 東邦大学医療センター
大橋病院
整形外科
リハビリスタッフ紹介
当院の人工関節・スポーツ医学センターでは、手術後のリハビリテーションを見据え、専門の理学療法士が手術前から介入し、入院から退院後の外来リハビリまで対応いたします。
-
理学療法士
雨宮一輝 -
理学療法士
小俣正留 -
理学療法士
髙嶋悠
変形性膝関節症とは
変形性膝関節症は、膝関節の軟骨がすり減って、膝が痛む病気です。主に立ち上がる時、歩き始める時などに痛みを感じ、徐々に病気の程度が進めば、歩くことが難しくなることもあります。基本的に年齢を重ねることによって誰にでも起こる病気です。膝の痛みから、膝を庇うことによって背骨や股関節にも影響が出ることもあります。膝の痛みは徐々に憎悪することが多いこともあり、長年に渡って痛みをこらえておられる患者様が多くいらっしゃいます。変形性膝関節症の進行を表す分類としてKellgren-Lawrence分類があります(下図)
Grade 1.2の痛みの原因は、炎症性酵素が産出され、痛みが出ます。Grade 3.4は,膝が変形し、下肢がO脚変形し、外側に彎曲し、大腿骨と脛骨の内側に物理的負荷が大きくなる痛みが生じます。
Grade 1.2は保存療法、Grade 3.4は、手術となります。
人工膝関節全置換術(TKA)とは
変形性膝関節症ですり減ってしまった膝関節の表面を取り除き、人工関節(インプラント)に入れ換える手術です。
安全性も高く、近年では、日本だけでも手術数が年間10万件を超えるメジャーな手術ですが、手術後の患者満足度(患者立脚型評価(Patient Reported Outcome Measure: PROM))のデータでは約20%の患者様が満足していないとの報告も出ています。
当院では手術支援ロボットNAVIOを導入し、患者様個々の筋肉・脂肪由来の軟部組織バランスの再現や従来の人工関節置換術では切除してしまう膝の前十字靭帯を温存する手術を行っています。
(骨粗鬆症の程度によりセメントあるいはセメントレスTKA、人工膝関節部分置換術・脛骨高位骨切り術、自家骨軟骨移植術等、患者様の年齢・生活に応じて術式を選択します。)
患者様に満足していただける手術を目指しています。
術前
術後
手術支援ロボティックスシステム NAVIO
2019年5月に日本で2台目となる人工膝関節置換術の手術支援ロボットNAVIOを導入しました。
この手術支援ロボットは人工関節置換術において、人工関節と患者様個々の関節の柔らかさを再現し、摩耗した軟骨とインプラントの設置角度を再現骨切りすることができます。
人間の手では、削る骨の誤差が3mm・3°以上生じますが、このシステムを使うことで誤差1mm1°の精度の手術が可能となります。
手術支援ロボティックスシステム CORI
2021年10月26日に日本初・日本で1台目となる手術支援ロボティックスシステム・CORI(CORI: core of real intelligence)を導入しました。NAVIOからバージョンアップしたロボットがCORIです。NAVIOより①効率性②正確性③明晰性の3点が向上しており、④29%迅速に稼働します。また、NAVIO同様に、全可動域での患者様個々の膝バランス(関節が硬い・柔らかい)に合わせて、骨切り量・インプラントを設置可能です。
金子医師の論文が医学情報誌に掲載されました
運動器領域の医学情報誌「LocoCure」2020年vol.6号にて、金子医師の論文「ロボット支援TKAは術後成績を改善するか?」が掲載されました。
整形外科医必携の専門誌「整形外科 SURGICAL TECHNIQUI」2024年3月号にて、金子医師の論文「ロボティクスを用いた人工膝関節置換術」が掲載されました。
人工肩関節全置換術とは
膝関節や股関節同様に軟骨がすり減り、変形した肩関節に対して人工関節に置き換える手術方法です。
肩の人工関節には、元の骨の関節の形状をそのまま人工関節に変える従来の解剖型人工肩関節置換術と、リバース型人工関節置換術の2種類があります。
リバース型人工肩関節は、フランスでは1980年代後半から使われていましたが、日本では2014年4月に認可を受けました。従来の人工肩関節では対応できなかった症例に使うことができます。
日本整形外科学会の定めるガイドラインに規定された要件を満たした医師しか執刀できない高度な治療法です。
リバース型人工肩関節の”リバース”は、”逆転”とか”反対”という意味ですが、これは、従来の人工肩関節と比べて骨頭と受け皿が逆さまになっているためにこう呼ばれます。
位置が逆になるだけでなく、従来の人工関節に比べ、上腕骨が下の位置になって三角筋が伸ばされ、さらに骨頭の中心が内側にくることで、より三角筋が効果的に働きますので、腱板がなくても三角筋だけで腕を上げられます。そのため、修復できない腱板断裂を伴うような変形性肩関節症でも、人工関節を使うことができるようになりました。さらに近年では、修復が難しい激しい骨折症例に対しても行われるようになってきました。
当院では適応のある症例に対して解剖型人工肩関節置換術と、リバース型人工関節置換術両者を行っております。
肩関節のお痛みがある場合、症状がなかなか改善されない、他の医療機関で症状の改善に乏しい場合には、当院の吉澤医師の外来の受診をおすすめいたします。
リバース型人工関節置換術後の単純X線写真
人工関節・スポーツ医学センター(股関節・その他の関節)
当院では膝の症状以外にも様々な関節疾患を取り扱っております。
中でも変形性股関節症や大腿骨頭壊死症、関節リウマチなどは股関節周囲や臀部周りの症状により股関節専門医でなければ見逃されやすい疾患です。他院で腰が悪いと指摘されて、症状がよくならずに経過をしている患者様は全体の10%程度とも報告がされています。専門的な診察や検査を希望される場合は当院股関節外来を受診してください。
未治療で放置すると、股関節だけではなく、腰痛や膝など様々な関節にも変形や痛みの原因になりますので、早めに専門的な治療が必要となります。
変形の程度や症状(関節の動きや痛みなど)が軽い場合は保存的加療(専門的なリハビリテーションや関節内注射など)で改善する可能性がありますが、変形が強い場合には手術加療(人股関節など)が必要になります。
人工股関節の歴史は長く、70年前から行われており、以前は侵襲が大きく、様々な合併症が多く報告されていました。
しかし、現在では、施設にもよりますが、最小侵襲手術(皮膚の切開が約8cm程度)で可能となり、手術中の出血量も大幅に減少しているため、高齢者の患者様でも安心して手術を受けられます。手術方法も、以前は後方アプローチと言われる、筋肉を一部切離する術式が一般的でしたが、現在では、前方アプローチと言われる筋肉をまったく切離しない方法が行われるようになり、当院でも採用しております。この方法は、筋肉の切離を行わないため、手術の後のリハビリテーションに要する期間が短く、また、以前の手術方法と比べ、脱臼しにくいといった特徴があります。ただし、専門的な手術方法であるため、限られた施設でのみ行われていますので、希望される患者様は外来受診時に相談してください。
当院ではリハビリテーション病棟が完備されているため、手術の後の治療も転院せずに当院で完結できるため、患者様のニーズに合わせた治療が可能です。
近年では、変形性股関節症の原因として、股関節唇損傷や、大腿骨寛骨臼インピンジメントなど、比較的若年者の股関節痛の原因となる疾患もあります。
いずれも保存的加療が功を奏さない場合には、手術加療(関節鏡手術など)が必要となることがあります。こちらも早期治療介入を行う必要があるため、股関節の痛みがある場合や、症状がなかなか改善されない場合は一度当院の高田医師の外来を受診することをおすすめいたします。
PRP-FD療法(多血小板血漿療法)
変形性膝関節症の場合、病期分類 (Kellgren Lawrence分類Grade 1.2)手術をするほどの症状ではないが、湿布薬や痛み止め注射等の従来の治療では痛みが取れない場合にはPRP-FD療法が適応となります。PRP-FD療法とは人間に元来備わっている自身の自己治癒力を活用した療法で、まず患者様本人の血液を採取し、多血小板血漿 (Platelet Rich Plasma: PRP))を抽出します。これを再度痛みのある個所に戻す(注射する)ことで炎症を抑制し痛みを緩和する効果が期待できます。ヨーロッパやアメリカではすでに頻繁に用いられておりスポーツ選手等が受けている治療法です。詳細は詳しくご説明させていただきますので、ご相談ください。
学会(国内, 国外)・学術集会
- 01. 金子 卓男. Physiological gap balancing assessment in robotic-assisted technique. Gap balancing techniqueは, knee adduction momentに影響するか? Smith&Nephew Japan Forum 2024. 大阪
- 02. 金子 卓男. ロボット支援両十字靭帯温存TKAは、conventional jig法に比べ、術後患者期待度と活動性が改善する:単一施設連続研究. 第97回日本整形外科学会学術集会.5.23~26.2024. 福岡
- 03. 雨宮 一輝. ロボット支援人工膝関節全置換術によるCPAK分類の術前後の相違は、術後の歩行能力に影響しない. 第97回日本整形外科学会学術集会.5.23~26.2024. 福岡
- 04. 金子 卓男. ロボット支援BCR TKAにおけるPROMs向上のための術中gap boundaryの検証.第97回日本整形外科学会学術集会.5.23~26.2024. 福岡
- 05. 畠山 浩太朗. ロボット支援BCR TKAにおける術中kinematicsは、術後早期の臨床成績に影響しない.第97回日本整形外科学会学術集会.5.23~26.2024. 福岡
- 06. 金子 卓男(座長)山梨県整形外科Web Seminar.3.5.2024.
- 07. 金子 卓男. ロボット支援両十字靭帯温存TKAは、conventional jig法に比べ、術後患者期待度と活動性が改善する:単一施設連続研究. 第54回人工関節学会.2.23.24.2024. 京都
- 08. 雨宮 一輝. ロボット支援人工膝関節全置換術によるCPAK分類の術前後の相違は、術後の歩行能力に影響しない.第54回人工関節学会.2.23.24.2024. 京都
- 09. 金子 卓男. シンポジウム「BCRの未来 臨床成績」.第54回人工関節学会.2.23.24.2024. 京都
- 10. 金子 卓男. ロボット支援BCR TKAにおけるPROMs向上のための術中gap boundaryの検証. 第54回人工関節学会.2.23.24.2024. 京都
- 11. 山本 琢兼. Image-free robotic assisted TKAは、conventional TKAに比べ、矢状面において大腿骨コンポーネントは伸展位設置になりやすい.第54回人工関節学会.2.23.24.2024. 京都
- 12. 畠山 浩太朗. ロボット支援BCR TKAにおける術中kinematicsは、術後早期の臨床成績に影響しない. 第54回人工関節学会.2.23.24.2024. 京都
- 13. 小俣 正留. 内反・外反型変形性膝関節症に対するロボット支援両十字靱帯代償型TKAにおいて、術後歩行能力の改善は同等である. 第54回人工関節学会.2.23.24.2024. 京都
- 14. 雨宮 一輝. ロボット支援両十字靭帯温存TKAの大腿骨-脛骨回旋ミスマッチは、術後歩行能力やPROMsの成績不良因子となる. 第7回東京膝をつつく会.1.18.2024. 東京
- 15. 金子 卓男 (座長). 特別講演2.第7回東京膝をつつく会.1.18.2024. 東京
- 16. 金子 卓男. Robotic-assisted total knee arthroplasty is the new golden standard. TKA術後にテリパラチド酢酸塩投与の影響.第2回TKA後の骨粗鬆症治療薬について考える. 12.13.2023. 仙台.
- 17. 金子 卓男. Robotic-assisted total knee arthroplasty may become the new golden standard.Smith&Nephew Japan Knee Forum 2023. 12.10. 2023.Yokohama.
- 18. 金子 卓男 (座長). 一般演題3. TKA design 1.第1回日本膝関節学会. 12.8・9. 2023. 横浜
- 19. 金子 卓男. ロボット支援両十字靭帯温存TKAはconventional jig法に比べ, 術後患者期待度と活動性が改善する. 単一施設連続研究. 第1回日本膝関節学会. 12.8・9.2023. 横浜
- 20. 山本 琢兼. 変形性股関節症と大腿骨頚部骨折に対する人工股関節全置換術の術後短期成績の比較検討.日本股関節学会 10.27・28.2023. 福岡.
- 21. 金子 卓男. ロボット支援人工膝関節置換術が、必要な理由は何ですか? TKA術後にテリパラチド酢酸塩投与の影響. 笛吹市医師会 学術集会.7. 20. 2023. 山梨.
- 22. Ayakane Yamamoto. Image-free robotic assisted total knee arthroplasty improves the rotational mismatch between femoral and tibial components, but not the forgotten joint score-12: A single-center retrospective study. ISAKOS (Internationational Society of Arthroscopy, Knee Surgery and Orthopaedics Sports Medicine) 2023, Boston Massachusetts, June 18-21. Paper presentation.
- 23. Takao Kaneko. Phenotypic differences in coronal alignment in robot-assisted total knee arthroplasty do not affect patient-reported outcome measurements in a three-dimensional computed tomography analysis: A single-center cohort study. ISAKOS (International Society of Arthroscopy, Knee Surgery and Orthopaedic Sports Medicine) 2023,Boston Massachusetts, June 18-21. E-poster.
- 24. 金子 卓男. Why robotic assisted procedure are needed TKA? TKA術後にテリパラチド酢酸塩投与の影響. 膝疾患と骨粗鬆症治療を考える会.6. 6. 2023. 幕張,千葉.
- 25. 雨宮 一輝. ロボット支援両十字靭帯温存TKAの大腿骨-脛骨回旋ミスマッチは、術後歩行能力やPROMsの成績不良因子となる.第96回日本整形外科学会学術集会. 5.11-14.2023.横浜
- 26. 山本 琢兼. 従来のジグを使用した人工膝関節全置換術とロボット支援人工膝関節全置換術における早期アウトカムの比較: 前向き連続比較試験. 第96回日本整形外科学会学術集会. 5.11-14.2023.横浜
- 27. 金子 卓男. Robotic assisted TKAにおけるcoronal alignmentの表現型の違いは、術後PROMsに影響を与えない: 単一施設コホート研究. 第96回日本整形外科学会学術集会. 5.11-14.2023.横浜
- 28. 小俣 正留. ロボット支援両十字靭帯代償TKAの大腿骨-脛骨回旋ミスマッチは、術後歩行能力やPROMsに影響する. 第96回日本整形外科学会学術集会. 5.11-14.2023.横浜
- 29. 金子 卓男. Why robotic assisted procedure are needed total knee Arthroplasty? TKA術後にテリパラチド酢酸塩投与の影響. Kushiro Orthopedic Seminar 3. 24. 2023. 釧路
- 30. 金子 卓男(座長). 現地講演48 TKA・UKAナビゲーション・ロボット 3. 第53回日本人工関節学会. 2.17.18.2023.横浜
- 31. 雨宮 一輝. ロボット支援両十字靭帯温存TKAの大腿骨-脛骨回旋ミスマッチは、術後歩行能力やPROMsの成績不良因子となる.第53回日本人工関節学会. 2.17.18.2023.横浜
- 32. 山本 琢兼. 従来のジグを使用した人工膝関節全置換術とロボット支援人工膝関節全置換術における早期アウトカムの比較: 前向き連続比較試験. 第53回日本人工関節学会. 2.17.18.2023.横浜
- 33. 金子 卓男. Robotic assisted TKAにおけるcoronal alignmentの表現型の違いは、術後PROMsに影響を与えない: 単一施設コホート研究. 第53回日本人工関節学会. 2.17.18.2023.横浜
- 34. 小俣 正留. ロボット支援両十字靭帯代償TKAの大腿骨-脛骨回旋ミスマッチは、術後歩行能力やPROMsに影響する. 第53回日本人工関節学会. 2.17.18.2023.横浜
- 35. 雨宮 一輝. PRP-FⅮ療法を施行した変形性膝関節症患者の疼痛の変化と運動機能について. 第25回山梨県理学療法士会学術集会2023. 2.12. 山梨.
- 36. 金子 卓男 (当番世話人). 第49回関東膝を語る会.2022.11.19. 東京.
- 37. 金子 卓男 (座長). Ligament Preserving- ACLを温存するUKA/BCRの工夫と臨床成績. Smith&Nephew Japan Knee Forum 2022/ 2022. 9.9~10. 大阪.
- 38. 金子 卓男.ロボット支援両十字靭帯温存TKAは, 必ずしもcylindrical axisを再現できない. JOSKAS-JOSSM 2022. 6.16~18. 札幌
- 39. 金子 卓男. 軟部組織バランスからコンポーネントアライメント決定するロボット支援TKAは, 必ずしもkinematically aligned TKAにならない. 第95回日本整形外科学会学術集会 5.19~22. 神戸
- 40. 金子 卓男. ロボット支援人工膝関節全置換術(Imageless handheld TKA)の何に惹かれるのか?TKA術後にテリパラチド酢酸塩投与の影響. Koshinetsu- Knees- Web- Conference. 4.25.2022.新潟.オンデマンド開催
- 41. 金子 卓男(座長). 一般講演73 TKA・UKAナビゲーション・ロボット2. 第52回日本人工関節学会. 2.25.26.2022.京都
- 42. 金子 卓男. Imageless robotic assisted total knee arthroplastyにおける冠状アライメントの違いで術後歩行能力に影響は生じない. 第52回日本人工関節学会. 2.25.26.2022.京都
- 43. 雨宮 一輝. Robotic assisted BCR TKAとBCS TKAの術後早期の歩行能力は変わらない: 3次元加速度計による歩行解析による比較検討.第52回日本人工関節学会. 2.25.26.2022.京都
- 44. 金子 卓男. 患者個々の軟部組織バランスを考慮しアライメントを決定するロボット支援TKAは、必ずしもkinematically aligned TKAにならない. 第52回日本人工関節学会.2.25.26.2022.京都
- 45. 金子 卓男. ロボット支援人工膝関節全置換術(Imageless handheld TKA)の何に惹かれるのか?TKA術後にテリパラチド酢酸塩投与の影響. Re; think, osteoporosis treatment. 2.9.2022.名古屋.オンデマンド開催
- 46. 金子 卓男(座長).東京膝をつつく会.特別講演. 1.25.2022.渋谷. 東京. ハイブリッド開催
- 47. 金子 卓男. ロボット支援人工膝関節全置換術(Imageless handheld TKA)の何に惹かれるのか?TKA術後にテリパラチド酢酸塩投与の影響. Re; think, osteoporosis treatment. 1.13.2022.札幌.オンデマンド開催
- 48. 金子 卓男. 人工膝関節全置換術2022. 「歩く力は、生きる力だ」 一宮温泉病院市民公開講座. 12.15.2021.
- 49. 高嶋 悠.ロボット支援手技による患者個々の靭帯弛緩性にて決定したpersonalized alignmentの意義.第48回日本臨床バイオメカニクス学会.宮崎
- 50. 金子 卓男. ロボット支援人工膝関節全置換術(Imageless handheld TKA)の何に惹かれるのか?TKA術後にテリパラチド酢酸塩投与の影響. 福岡膝疾患を語る会. 10.28.2021.福岡.
- 51. Takao Kaneko. Greater Postoperative Valgus Loose Gap At 90 Degrees of Flexion Improves Patient Reported Outcome Measurement in Anatomical Bi-Cruciate Retaining Total Knee Arthroplasty. ISAKOS (Internationational Society of Arthroscopy, Knee Surgery and Orthopaedics Sports Medicine) 2021, Paper presentation.
- 52. Takao Kaneko. Handheld Robotic Assisted Total Knee Arthroplasty Improves the Outlier of Rotational Alignment Of Tibia Prosthesis Using 3DCT Measurements. ISAKOS (International Society of Arthroscopy, Knee Surgery and Orthopaedic Sports Medicine) 2021. poster GLOBAL
- 53. 雨宮 一輝.Robot-assisted BCR-TKAとBCS-TKAの歩行中の運動学的な相違について. 3次元加速度計による歩行解析による比較検討. 第4回Knee Surgery Conference 2021, 東京. オンデマンド
- 54. 雨宮 一輝. ロボット支援両十字靭帯代償と温存人工膝関節全置換術の歩行解析による比較検討. 第70回東日本整形災害外科2021. 岩手.
- 55. 小俣 正留. Windswept deformityを呈した変形性膝関節症に対しrobotic assisted total knee arthroplastyを施行した1例. 第70回東日本整形災害外科2021. 岩手
- 56. 高嶋 悠. Handheld robotic assisted total knee arthroplastyにおける冠状面アライメントの違いが歩行能力に及ぼす影響. 第70回東日本整形災害外科2021. 岩手
- 57. 金子 卓男. Gap Assessment in Robotic-Assisted Total Knee Arthroplasty. 第51回人工関節学会2021.横浜.
- 58. 金子 卓男. ロボティクスハンズオンセミナー. 第51回人工関節学会2021.横浜.
- 59. 五十嵐 準. Robotic-Assisted Total Knee Arthroplasty for Distal Femoral Fracture with Lateral Knee Osteoarthritis: A Case Report. 第61回関東整形災害外科2021, Case report award session膝. オンデマンド.
英文論文
- 01. Shiga K, Kaneko T, Yamamoto A, Amemiya K, Omata M. Failure of the femoral and tibial components following anterior cruciate ligament injury after robotic-assisted bicruciate-retaining total knee arthroplasty. Arthroplasty Today 2024; 30: 101523.
- 02. Yamamoto A, Kaneko T, Takada K, Yoshizawa S.Robotic-assisted total knee arthroplasty improves the rotational mismatch between femoral and tibial components, but not the forgotten joint score 12: a single-center retrospective cohort study. J Exp Orthop 2023; 8: 10(1):133.
- 03. Kaneko T, Yamamoto A, Takada K, Yoshizawa S. Intraoperative joint-balancing procedure using imageless robotic assisted technique does not necessarily result in kinematically aligned bicruciate stabilized total knee arthroplasty. J Robotic Surgery. 2023. Apr;17(2):447-456. doi: 10.1007/s11701-022-01429-2.
- 04. Omata M, Kaneko T, Amemiya K, Yamamoto A, Takada K, Yoshizawa S. Analysis of gait ability and patient reported outcome measurements after robotic-assisted total knee arthroplasty for osteoarthritis of the knee with windswept deformity. Journal of Orthopaedic Case Reports 2023 March:13(3): DOI: https://doi.org/10.13107/jocr.2023.v13.i03.
- 05. Kaneko T, Yamamoto A, Takada K, Yoshizawa S. Coronal alignment classes after robotic-assisted total knee arthroplasty are not associated with variation in patient-reported outcome measurements: A single-center cohort study. Knee 2023; 41: 274-282.
- 06. Yamamoto A, Kaneko T, Takada K, Yoshizawa S. The importance of selecting a cruciate-retaining total knee prosthesis for a patient with a large physiological posterior tibial slope: a case report. J Surg Case Rep. 2022 (12): rjac584. doi: 10.1093/jscr/rjac584. eCollection 2022 Dec.PMID: 36570546
- 07. Toyoda S, Kaneko T, Igarashi T, Takada K, Yoshizawa S. Higher patellofemoral compressive force does not affect anterior knee pain in anatomical bi-cruciate retaining total knee arthroplasty: In vivo prospective analysis of guided motion prosthesis. Clin Biomech (Bristol, Avon). 2021 Jul 31;88:105444.
- 08. Kaneko T, Igarashi T, Takada K, Yoshizawa S. Robotic-assisted total knee arthroplasty improves the outlier of rotational alignment of the tibial prosthesis using 3DCT measurements. Knee. 2021 Jun 9; 31: 64-76.
- 09. Amemiya K, Kaneko T, Omata T, Igarashi T, Takada K. Anatomical bi-cruciate retaining TKA improves gait ability earlier than bi-cruciate stabilized TKA based on triaxial acclerometery data: A prospective cohort study. Asia-Pacific Journal of Sports Medicine, Arthroscopy, Rehabilitation and Technology 2021(25):35-41.
- 10. Kaneko T, Igarashi T, Yoshizawa S, Takada K. Robotic-Assisted Total Knee Arthroplasty for Distal Femur Fracture with Lateral Knee Osteoarthritis. Case Rep Orthop. 2021 Apr 27; 2021:5576955.
- 11. Toyoda S, Kaneko T, Mochizuki Y, Hada M, Takada K, Toyoda S. Minimally invasive surgery total knee arthroplasty is less popular, but the prosthesis designed specifically for MIS provides good survival and PROMs with a minimum follow-up of 10 years. J Orthop Surg Res. 2021 Jan 29; 16 (1):95